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【2025年版】IP電話番号(050番号)の取得方法|個人・法人向けおすすめサービス5選と費用比較

本記事では、IP電話番号(050番号)の取得方法をわかりやすく解説します。
また、スマホやPCで使えるおすすめサービス5つを比較し、費用や注意点まで詳しく紹介します。

目 次
  1. IP電話とは?仕組みと050番号の基本
  2. IP電話を使うメリット
  3. 050番号を取得する方法
  4. 050番号が取得できるおすすめサービス5選
  5. IP電話番号の料金相場とコストを抑えるコツ
  6. よくある質問

IP電話とは?仕組みと050番号の基本

IP電話は、インターネット回線を利用して音声通話を行う通信サービスです。従来の固定電話のようにNTTのアナログ回線網を経由せず、音声をデータ化してIPネットワーク上で送受信します。これにより、通話料を抑えながら柔軟な通信環境を構築できるのが特徴です。

ここでは、IP電話の基本的な仕組みと、一般家庭やビジネス利用でも広く使われている「050番号」について詳しく解説します。

IP電話の仕組みをわかりやすく解説

IP電話は、音声データをデジタル信号に変換し、インターネットを通じて相手先に送信します。送受信の際には「VoIP(Voice over IP)」という技術を利用し、音声を圧縮・復号することで、遅延を最小限に抑えつつスムーズな会話を可能にしています。

固定電話がアナログ回線を使うのに対し、IP電話は「光回線」や「モバイル通信(4G・5G)」などのデータ通信を利用できるため、通信コストを大幅に抑えられるのが特徴です。また、スマホやパソコンに専用アプリを入れるだけで利用できる点も、近年急速に普及した理由のひとつです。

050番号とは?固定電話や携帯との違い

「050」で始まる番号は、総務省が定める「IP電話専用番号」です。地域に依存せず、全国どこでも同じ番号体系で利用できるのが特徴です。

固定電話の「03」「06」などが地域に紐づいているのに対し、050番号は場所に縛られません。そのため、在宅ワークや複数拠点での業務にも対応しやすく、近年では個人事業主やスタートアップ企業の代表番号として選ばれるケースが増えています。また、050番号は携帯番号(090・080など)と異なり、通信事業者を問わずアプリやサービスを通じて取得できる点も魅力です。

IP電話が普及した背景

IP電話の普及は、通信インフラの進化とビジネス環境の変化によって加速しました。光回線の高速化、スマートフォンの普及、そしてリモートワークの定着により、場所に縛られずに通話できる環境が求められるようになったのです。

さらに、近年では固定電話回線の維持コストが高まっていることや、NTTがISDN・アナログ回線の提供を段階的に終了していることもあり、IP電話への移行が進んでいます。通話品質やセキュリティ面でも大きく改善され、今では個人利用だけでなく、企業の代表番号やカスタマーサポート窓口としても一般的に採用されています。

IP電話を使うメリット

IP電話は、通信コストの削減だけでなく、柔軟な運用性や拡張性の高さから、個人・法人を問わず導入が進んでいます。
ここでは、IP電話を使うことで得られる主なメリットを解説します。

通話コストを大幅に削減できる

IP電話の最大の魅力は、通話料が安いことです。従来の固定電話では距離や時間帯によって通話料が変動しましたが、IP電話はインターネットを介して通信を行うため、全国一律で安価な料金体系が一般的です。

たとえば、一般的な固定電話の通話料が30秒あたり8.8円前後であるのに対し、IP電話では同じ通話が半額以下になることも珍しくありません。さらに、同一サービス間の通話は無料となるケースも多く、取引先や社員間の連絡コストを大幅に下げられます。

スマホやPCでどこでも通話可能

IP電話は端末に依存しないことも大きな利点です。スマホやPCに専用アプリをインストールすれば、Wi-Fiやモバイルデータ通信を利用してどこからでも発着信が可能です。自宅、出張先、海外など、インターネット環境がある場所なら通話ができるため、リモートワークや外出が多い働き方にも柔軟に対応できます。

また、着信を複数端末で同時に受ける設定も可能なため、ビジネス利用においても取り逃しを防ぐ運用ができます。

ビジネスでも安心して使える安定品質

一昔前のIP電話は「音が途切れる」「遅延がある」といった課題もありましたが、現在は回線品質やVoIP技術の進化によって、固定電話と遜色ないレベルにまで向上しています。特に、信頼性の高いサービスは法人向けの通信品質を確保しており、ビジネス利用でも安心して運用可能です。

また、クラウド上で管理できるため、番号追加や転送設定の変更などもオンラインで即時対応でき、スピーディーな運用が可能です。

050番号を取得する方法

050番号は、固定電話回線がなくてもインターネット環境さえあれば取得できます。個人・法人ともに手続きは比較的シンプルで、スマホやパソコンを使ってオンラインで完結するケースがほとんどです。
ここでは、取得方法や必要な準備を具体的に解説します。

個人と法人で取得方法は違う?

050番号の取得方法は、基本的に「個人」も「法人」も大きな違いはありません。どちらも、IP電話サービス事業者の公式サイトから申し込みを行い、本人確認または法人情報の登録を済ませることで番号を取得できます。

ただし、法人契約の場合は「登記簿謄本」や「担当者情報の確認」が必要になるケースがあります。一方、個人利用では「本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)」の提出で完了します。また、法人向けプランでは複数番号の同時発行や内線機能など、ビジネス向けの拡張性を備えたプランが選べるのも特徴です。

050番号取得の具体的ステップ(申込〜開通)

050番号を取得するまでの流れは、次のようになります。

  1. サービス事業者を選定
     料金体系・機能・サポート体制を比較して、自分に合ったサービスを選びます。
  2. 公式サイトから申し込み
     申込フォームに名前・住所・メールアドレスなどを入力します。
  3. 本人確認書類の提出
     運転免許証やマイナンバーカードなどの画像をアップロードします。
  4. 審査・登録完了通知
     通常1〜3営業日で審査が完了し、番号が発行されます。
  5. アプリや管理画面で設定
     スマホ・PCにアプリをインストールし、発行された050番号を登録して利用開始します。


このように、最短当日〜3日ほどで開通するケースが多く、手続きもオンラインで完結します。

スマホ・PCでの利用手順と設定方法

050番号の利用には、サービス提供元が用意しているアプリをスマートフォンにインストールするのが一般的です。

また、PC用ソフトやWebブラウザからも発着信が可能なものもあり、ヘッドセットを使えばオフィス電話のように運用できます。アプリ上で着信音や転送設定をカスタマイズできるため、営業時間外の対応や在宅勤務中の通話管理も柔軟に行えます。

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050番号が取得できるおすすめサービス5選

050番号を発行しているサービスは多数ありますが、料金や機能、サポート体制には大きな違いがあります。
ここでは、信頼性・コスト・使いやすさのバランスに優れたおすすめのサービスを紹介します。

SUBLINE(サブライン)|スマホで会社電話が使えるIP電話

SUBLINE(サブライン)は、お手持ちのスマホにアプリをインストールするだけで、プライベート番号の他にもう一つ、仕事用の050電話番号が持てるサービスです。
個人のスマホにアプリを入れるだけなので、端末を新たに用意する必要がありません。
在宅勤務・出張・店舗運営など、場所を問わず「会社電話」を運用できます。
主な特徴は以下の通りです。

  • スマホにアプリを入れるだけ:誰でも簡単に始められます。
  • 代表番号の共有・複数人での受電対応:1つの番号をチーム全員で使えるため、顧客対応漏れを防ぎます。
  • 通話録音・自動応答:ビジネスに欠かせない機能を標準搭載。
  • 複数番号の発行が可能:部署・店舗・用途ごとに番号を分けて管理可能。
  • クラウド管理で即日導入:申し込みから最短即日で開通でき、専用設備も不要。
  • コスト効率が高い:初期費用を抑えつつ、ビジネス利用に十分な品質を実現。


また、1名から100名以上まで、企業規模問わず導入しやすいのも特徴です。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
公式サイト https://www.subline.jp/

LaLaCall(ララコール)|月額429円で使える手軽な050番号アプリ

LaLaCall(ララコール)は、オプテージ(旧ケイ・オプティコム)が運営する050番号アプリです。月額基本料は429円と手頃で、固定電話への通話は3分8.8円、携帯電話への通話は30秒8.8円と、一般的な通話料金よりも安価に設定されています。LaLaCall同士の通話は無料で、家族やチーム内の通話コストを大幅に削減可能です。

引用:
050通話アプリ LaLa Call(ララコール)|スマホの通話料おたすけアプリ

My 050|月額無料で海外通話にも強いIP電話

My 050(マイゼロゴーゼロ)は、ブラステルが提供する050番号サービスで、月額基本料が無料という点が最大の特徴です。通話料金は固定電話宛が3分8.79円、携帯宛が1分19.8円程度で、使った分だけ支払うシンプルな従量課金制を採用しています。

引用:
My 050アプリとは、日本国内をはじめ世界中への通話を可能にするIP電話の個人向けサービスです

モッテル(MOT/TEL)|スマホをオフィス電話に変える法人向けサービス

モッテル(MOT/TEL)は、企業の電話業務を効率化するために設計された法人向けのIP電話サービスです。スマホを内線化できる仕組みを採用しており、オフィスの代表番号への着信を外出先でも受け取ることができます。録音や自動応答、チャット連携なども可能で、社内外での通話業務を統合的に管理できます。

引用:
クラウドPBX【MOT/TEL(モッテル)】PC・スマホ内線化サービス – クラウドPBX モッテル

モバイルチョイス“050”|法人のスマホ業務を効率化する楽天のIP電話

モバイルチョイス“050”は、楽天コミュニケーションズが提供する法人向け050番号サービスです。初期費用500円、月額100円から導入でき、上位プラン(アドバンスプラン)でも月額480円と低コスト。固定電話からの転送や、営業時間外の着信設定、着信先変更などの柔軟な機能を備えており、企業のモバイルワーク環境を支えます。

引用:
法人携帯のコスト削減!携帯番号・通話を使い分け | モバイルチョイス“050” | 楽天モバイル 法人・ビジネスのお客様(旧楽天コミュニケーションズサービス)

IP電話番号の料金相場とコストを抑えるコツ

IP電話の料金は、サービスによって大きく異なります。月額数百円から始められるものもあれば、法人向けの高機能プランになると数千円台に及ぶケースもあります。
ここでは、料金構成の基本と、コストを抑えるためのポイントを整理します。

初期費用・月額料金・通話料の目安

IP電話サービスの料金は、主に「初期費用」「月額基本料」「通話料」で構成されます。

  • 初期費用:0円〜3,000円前後(事業者によっては無料キャンペーンもあり)
  • 月額基本料:無料〜1,000円前後(ビジネス向けは1,000〜2,000円程度)
  • 通話料:1分あたり2.5〜8円前後(同一サービス間は無料のケースもあり)


サービスの中には、月額基本料が1番号あたり数百円程度で利用でき、品質とコストのバランスが良いものもあります。一方、初期費用・月額無料のサービスは、通話料がやや高めに設定されているため、利用頻度が多いビジネス用途では逆に割高になる場合があるため、自社での使い方とサービス内容は十分検討の必要があります。

転送設定やオプション料金に注意

IP電話を導入する際に見落としがちなのが、オプション料金です。「通話転送」や「留守番電話」「IVR(自動音声応答)」などを利用する場合、追加料金が発生することがあります。

また、転送先が携帯電話番号(090・080など)の場合、通常のIP通話料金ではなく携帯向け通話料が適用されるため注意が必要です。複数番号を使う場合や部署ごとの内線設定を行う場合も、プランによってはオプション扱いになるケースがあるため、契約前に料金体系を確認しておくことが大切です。

コストを下げる3つのポイント

IP電話の費用を抑えるためには、以下の3点を意識すると効果的です。

  1. 同一サービス間の通話を活用する
     同じサービス利用者間では通話無料になるケースが多い。取引先やチーム全員で同一サービスを統一すると大幅な節約につながる。
  2. 固定料金より従量課金を選ぶ(利用頻度が低い場合)
     毎日使うほどではない場合、月額無料+従量課金型のサービスの方が安くなることも。
  3. 必要な機能だけに絞る
     IVRや録音機能など、初期段階では不要な機能を外し、必要に応じて後から追加することで無駄を減らせる。


このように、利用頻度や事業規模に合わせて最適な料金体系を選ぶことが、長期的なコスト削減につながります。

よくある質問

050番号やIP電話サービスを導入する際、多くの人が共通して疑問に感じるポイントがあります。
ここでは、特に問い合わせの多い質問を中心に、わかりやすく回答します。

IP電話を取得するにはいくらかかりますか?

初期費用は0円〜3,000円前後、月額料金は無料〜1,000円程度が相場です。無料プランを提供するサービスもありますが、サポートや音質の面では有料プランの方が安定しています。
通話頻度が高い場合は、長期的に見ると有料サービスのほうがコスパが良いケースが多いです。

IP電話アプリで080の電話番号は取得できますか?

いいえ、080や090といった番号は携帯キャリア(ドコモ・au・ソフトバンクなど)が提供する番号体系であり、IP電話では取得できません。IP電話で取得できるのは主に「050番号」です。ただし、スマホにIP電話アプリを入れれば、既存の携帯番号と050番号を併用することが可能です。ビジネス用とプライベート用を分けたい場合に便利です。

IP電話はいつサービス終了ですか?

IP電話(050番号)は終了予定ではありません。むしろ、NTTのアナログ回線・ISDNサービスが段階的に終了していく中で、代替手段として普及が進んでいます。今後もクラウド型通信やインターネット回線の主流化により、IP電話はさらに重要な役割を担うと考えられています。

050番号はIP電話ですか?

はい、050で始まる番号はすべてIP電話用の番号です。総務省によって「インターネットを利用した音声通話」に割り当てられた番号体系であり、全国どこでも同じ番号を使えます。
050番号は地理的な制約がないため、出張やリモートワークにも最適です。

IP電話番号を解約したら番号はどうなりますか?

解約すると、その050番号は契約事業者に返却され、一定期間後に再利用される可能性があります。再契約時に同じ番号を指定できるケースは少ないため、継続利用を考えている場合は休止・一時停止プランの有無を確認しておくと安心です。

通話品質や遅延の問題はありますか?

通信環境に依存するため、Wi-Fiやモバイル回線が不安定な場合には音が途切れたり遅延が発生することがあります。安定した通信環境を確保することが、IP電話を快適に使うための第一歩です。

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PROFILE

星 拓登
星 拓登
株式会社インターパーク/SUBLINEプロジェクトリーダー・マーケティング担当
中途で株式会社インターパークに入社。
仕事で使う050電話アプリSUBLINE-サブライン-のカスタマーサポート担当としてアサイン。
カスタマーサポートを経て、現在は事業計画の立案からマーケティング担当として事業の推進・実行までを担当。
過去、学生時代には2年間の海外留学を経験。
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